【昭和のお話】
最近、昭和の頃のあれこれがレトロと言われてる?みたいな気がします。
え?昭和ってついこの間の感覚なんですが…レトロですか?
そう言えば私が生まれ育った金沢や、その他日本海側の地方は、まだ私が小学生の時には裏日本って言ってた気がします。天気予報は表日本と裏日本で沖縄はまだなかった。
それって昭和な思い出です。
テレビ(勿論NHK)も番組が放送される時間とテストパターンの時間があったかも…昼間もテストパターンが映る。そのうち民放もひとつだけ始まった…裏日本やからひとつだけ。
あの頃は、今現在のこんな便利な世の中を想像だにしなかった。テレビ電話の開発が始まってニュースになっていたけど生きてる間に実現するなんて思ってなかった。
昭和って身近な時代を思い起こして…
〈電話☎〉小学校2年生くらいの時に初めて我が家に電話がひかれた!個人番号の電話です。ダイヤル式の電話で黒いあれです。ご近所ではうちが一番早かったのでかかってくる電話はご近所の連絡もあってよく呼び出しに行きました。「おばちゃん!電話かかってきたよ!」とご近所に声掛けするんです。呼び出しのお駄賃にお菓子を頂きました。いい時代でしたね~オレオレ詐欺なんてない。プライバシーも無いけど…
よその電話に聞き耳たてるなんてなかった気がする。どの家も同じくらい貧しく、同じくらい潤っていたからみな一緒と思ってたんじゃないかな。主人は同じ頃でも田舎の農村育ちで少し事情が違ってたみたいです。親子電話が長かったらしい。まあ山間の農村だし、親戚もすぐ近所だしあまり電話もかかって来なかったらしいから…電話本体の横にハンドルがついていてグルグルまわして受話器をあげると電話交換手のお姉さんに繋がり、相手先の番号を伝えて繋いでもらうと話ができる。やはりレトロやん~~
その農村に今住んでいる私です。
時間がゆっくり過ぎるのは今も同じだといいのだけれど…
【アウトレット】
昨日はよいお天気の七夕やったのに夜は薄雲が漂い星が見えませんでした。
残念!ここは普段、星がものすごく綺麗で手が届きそうに感じます。つまりは周囲が暗いのですが…最近は電信柱の電灯がLEDになり田舎の道も以前より明るくなりましたね。
先日孫とアウトレットに行ってきました。ここは田舎なんでアウトレット近いです。
でも田舎なんでおしゃれな服はそんなに必要ないです。かわいい小物などももうこの年にになったら要らないし…来るべく「終活」にむけて断捨離中ですからアウトレットが近くてもお買い物はあまりしません。在職中はスーツのインに着るカットソーや通勤に役立つ服はアウトレットが便利でした。
一番上の孫娘が今年から中学生で背丈も伸びていわゆる娘さんに近づいて来ました。そこで夏のお洋服を買ってあげるとかなんとか言うて誘い出し1日アウトレットで遊んできました。好みのTシャッやブラウス、可愛い小物、今風の文房具、ゴディバのアイスチョコドリンク、フルーツのクレープ、フードコートのピザ等々。敷地が結構広いので足が疲れましたが久しぶりにショッピングを楽しみました。土曜日だったのでまあまあ混んでいました。夏のクリアランスが始まればもっと混むよね?
孫は思い描いていたデザインの服をゲット!お姉さんに近づいてきたからたまにはおしゃれも楽しんでほしい婆心です。「スカートは要らん」と言われましたが…
タウンの少し奥まった端にメルローズがあって、最初に見つけたときはうれしかったし、懐かしかった。若い頃はBIGIやMOGA、ピンクハウス、メルローズなどバイト料をつぎ込みおしゃれしてたなぁ。で、この年になるとあまりウキウキな服は似合わないとわかってがっかり…顔のシワのせいかしらん?
田舎暮らしで普段は自然に囲まれいい状態なのですが、たまに賑やかな空気に触れたくなったらアウトレット!感謝。
【仏壇】
空は夏、今日は七夕…
そうめんを食べる日です。この季節は都会は熱帯夜の様ですが、田舎は涼しく明け方は窓を閉めないと冷える。お陰様でぐっすり眠れています。
毎朝仏壇に手を合わせます。ろうそくに火をつけ線香を供える、仏様に感謝を伝える&本日の無事をお願いする…
幼いころ父の実家には大きな仏壇がありました。北陸の山間の田舎でそれはそれは大きな仏壇でした。おばあちゃんが毎朝「ナンマイダ ナンマイダ・・・」って言いながら仏壇を開いてました。私は幼く小さかったから仏壇も大きく感じたのでしょうがそれでもそこそこ大きく、厳かで近寄りがたくて気になる存在。
初めて主人に家に招かれ座敷の仏壇を見たときにすごく懐かしく、引き付けられる感覚があって「ああ私はこの仏壇に呼ばれてここに来たんだ」という不思議な感じがしました。偶然にも宗派が同じで父の実家にあった仏壇と大きさもほぼ同じ、ふわっと重なる記憶、厳かな佇まい、線香の香、空から降りてきたような目の奥の高いところで聞こえるおりんの音。強固に守られた結界の中に足を踏み入れた感じ。 再婚を決意した瞬間でした。
この仏壇はもう何十年も前、本家がもっと大きな仏壇に買い替えたときに分家である主人の家に頂いたものだそうです。歴史を感じる古さで、そこもまた引き付けられる魅力のひとつです。
毎朝のお勤めは心を静めてくれ、繋がりを感じる大切なひと時です。
幼いころ近寄りがたかった大きな仏壇。今では私もろうそくを灯し線香を供えます。
感謝、感謝。
【気ままな暮らし】
梅雨があけたと思ったら、酷暑。すっごく短い梅雨やった…
そうこうしてる間に台風。大雨☂
2022年夏はどうなってるの?まさかこのまま秋なんてないよね~
庭の小さな畑に植えた伏見甘長がけっこう採れたから今夜はショウガ炒めにして食べます。
2015年に主人と再婚してこの地に移住。古いけど何とか暮らせる田舎の家。片道2時間弱の通勤を7年半続けて円満退職。主人は定年まであと4年あるから(定年は70歳ですって)単身赴任で頑張って働いてます。という訳で私はこののんびりした田舎で平日は気ままな一人暮らし。
田舎だから多少不便でも、誰にも会わずに暮らせる今が好き。コロナ禍の時には田舎暮らしに感謝感謝。人に会わないし、ご近所との挨拶はいつもの通りのソーシャルディスタンス!田んぼのあっちとこっち(笑)マスクなんか要らないし。
主人がいない平日は夜明けとともに目覚め、日暮れとともに眠る、気楽な服、すっぴん、気分できめる献立。
こんな気ままな暮らしの徒然、「目から鱗」な田舎暮らしを忘備録として…
あ~~雲雀が囀り、空が広い…
【定年退職後の移住準備④】いざ田舎へ!
こんにちは!
梅雨入りしました。田舎の梅雨は田んぼが喜んでます。
植えた稲の苗がみるみるうちに大きくしっかりしてその色も濃くなりほんと、生き生きと喜んでます。
トマトが実をつけてまだ色づいてない感じ・・雨があたると良くないのかな?
さて定年退職前のうちにしておく移住準備です。
今回は”心の準備”
移住地候補を選ぶ段階で環境・住居なども候補を同時進行で選択していくかと思います。自治体の移住支援も若い方と高齢者では違いがあるでしょうし、ご近所・畑のあるなし・地元の自治会等で「あ~これは無理~」な場合もあります。せっかく老後はのんびり田舎で…の夢も瞬時で消え失せることもあるかと・・・しっかりと調べましょう。退職後に失業手当を受給したいのにハローワークが遠くて大変。などということも考慮して、調べてお引越しの時期を考えましょう。
候補の住居を下見に行くときに地元自治会の世話役さんに挨拶をして少し接触を試みるのは当然のこと、お隣さんもできれば知っておきたいところですね。移住者を受け付けたことがない地域では戸惑いはお互い様ですから…
田舎暮らしはのんびりしていますが(私は今はのんびりしてます)、最初は何がしか問題もあり「こんなはずではなかった」が生じます。親戚が住んでいるとか知り合いがいるとか等繋がりがあれば心強いのですが…なんの繋がりもない土地に高齢になってからの移住はまず繋がりを模索するところからはじめましょう。
たまに過ごすのではなく、毎日今後一生のことですから慎重に、慎重に。
誰も教えてくれなかった「こんなはずではなかった」を少しでも皆さんにお伝えできたら幸いです。
【お競馬のお話】③
こんにちは!
ただの田舎のおばさんが暇にまかせて競走馬の名前で遊ぶシリーズの②です。
その前に・・・この日曜にあったレースで珍しい、けどちょっと「わかる~!」な出来事がありました。競馬ビギナーの私は初めて見たので「えーっ!そんなこともあるんや~~」と思い、「だってお馬さんも生き物やし、いつもいつも人間の思い通りにはならないし、生き物相手なんやから思いかけないことも起こりうる…を想定して皆さん競馬を楽しんでいるのだね~」と思いました。
*ゲートが開いても走らないお馬さんがいたんです。普通はゲートが開くとそれっ!てな感じで勢いつけて(騎手さんに勢いつけられて?)お馬さんたち、走り出すのだけれどそのお馬さん、のんびりゲートから出て周りをキョロキョロ、じっとして動かない…騎手さんは焦ったでしょうけどお馬さんはのんびりして「なんで皆走っていくの~~?」とでも思っていたのかな?ちょっとカワイイと思いました。
さて、この土日も競馬新聞を眺めまわして楽しい名前の競走馬さんたち見つけました!
『マダムシュシュは庭に茂るゆきやなぎを何気なくながめ、手には氷の浮かんだタピオ カミルクティー。彼女の娘ミズリーナはゴムまりで遊びながらきょうのおやつはボンボンショコラがいいな♪と歌ってる。テレビの画面ではアニメ。サリーちゃんのパパが何か困り顔…彼女はこの娘が大きくなるのを楽しみにしている。自由活発で、スカイブルーの空を思わせる夏色の乙女になって欲しいと願っている。さあ!次のステップへ!子育ては日々新しいミステリーボックスを覗き見るようなものだと思う…そして子の成長を見守れるこの安定。家内安全なればこそ!娘は自力で次の次元の扉を開くだろう、ビーマイセルフ!』
上記の散文中には14頭の競走馬の名前が登場しています。
競走馬さんの名前って本当に面白い!!一つひとつに思いを込めてはるんやろうな~それぞれにドラマがあるんやろうな~。
【定年退職後の移住準備③】いざ!田舎へ
こんにちは!
田舎への移住のお話、在職中に準備することで移住先を決める前に候補地の四季を知りましょう。というお話。
「こんなはずじゃなかった!」を味わいたくないからよく知っておきましょう。
都会からそんなに離れていないはずなのに気候や気温が違う・・・?
そんなんは当たり前だし、覚悟してたから大丈夫、大丈夫!大丈夫??
雨が続いたらこの土地はどうなるのか?夏の蒸し暑さは大丈夫かしら?初夏・晩秋の朝夕の冷え方は都会と少し違う。若い方なら乗り越えられるこんな環境の差、60歳過ぎてからでも適応できるかな?を確認しましょう。
まず、候補地を訪れて体験。
「あ~~こんなに冷え込むんだね」とか「田舎なのに蒸し暑い」とか・・・
年金生活で冷暖房費の段取りも含めて考えておくのがいいかなと思います。
過去、台風や地震はどうだったか?地域の災害対策はどうなっているのか?
せっかく移住するのだから安心めなところがいいですよね?
調べて、訪れてみて下さいね。「住めば都」は辛いことになるかも~~
数年前、真冬に水道管が破裂して大変だったことがありました。凍ったんです。明け方の冷え込みが氷点下10度くらいになって…正直、ドン引き。その日は水道管が破裂したお宅が多くて設備屋さんに修理にきてもらったのが翌日になり不便でした。
そうそう!初夏から夏。虫が苦手な方はその覚悟と対策を勧めします。田舎の虫は大きいし都会では見られない虫もいて初対面したときは固まりました。今は対策もしてすり抜け方も覚えたので耐えられますが、でも虫は苦手ですし、嫌だ。慣れられない。
キン〇〇ールから出ている「いやな虫キン〇〇ール」がいいです。ムカデや大きめな蛾にも速攻勝利です。家中のあちこちに3本ほど常備してます。1本で34種類の虫に対応。と書かれてますが全部に試すハメに陥りませんように・・・